MOKUROKU?

MOKUROKUについて

好き・嫌い・どちらでもない で答えていくと、3つのリストになります。それだけのアプリです。

なぜ作ったか

「自分を知るのが大事」と説く本はたくさんありますが、いざ自分を知ろうとすると案外むずかしい。 好き嫌いを大量に答えていく形式の検査は昔からあって、無料で使えるものもあります。 ただ、そのほとんどが最後に6つのタイプに丸めて結果を出します。

きっかけになった『ダークホース』という本は、その逆のことを言っています。 平均や分類に自分を当てはめるな、自分の細かい動機を見つけろ、と。 分類した瞬間に、その主張と反対のことをしてしまう。だからここでは分類しません。

なぜ答えるだけで集まるのか

「好きなこと100個書き出そう」とノートを開いても、たいてい10個くらいで止まります。 自力で思い出すのは、思っているよりずっと難しいからです。

でも「猫」と見せられたら、好きか嫌いかは一瞬で分かります。思い出すのは難しいけれど、見せられて選ぶのは簡単。このアプリがやっているのは、その思い出す作業の肩代わりです。

だからカードの幅がそのまま目録の幅になります。 自分ではまず書き出さないもの ── 暑さ寒さ、匂い、人といるときの居心地、 手を動かす感触 ── そういうものを混ぜてあるのは、そのためです。

大事にしたこと

  • 判定しない。タイプ名もスコアもグラフも出しません。並べるだけです
  • 終わりがない。全部答える必要はありません。1枚答えた時点でもう目録です
  • 並べ方だけ工夫する。既定は五十音順です。 「一人で旅行する」と「一人で仕事する」が近くに並ぶと、片方だけ嫌いなことに自分で気づきます。 アプリは何も言っていません。並べただけです
  • 持ち出せる。目録はMarkdownで書き出せます。このアプリが無くなっても読めます
  • あとから変えられる。押し間違えた直後は「UNDO」でその1枚を取り消せます。 時間が経ってからでも、目録の行を押せば答えを変えられます。 好き嫌いは変わるものなので

答え方

「どちらかというと好き」は、好きに入れないでください。少しでも迷ったら「どちらでもない」です。 好きに入れるのは、はっきり好きなものだけ。嫌いも同じです。

そうしないと「好き」がぬるいもので埋まって、本当に効いている少数が見えなくなります。 日本語だとつい「どちらかというと……」で答えてしまうので、ここだけ意識してもらえると 目録の精度が変わります。

結果として「どちらでもない」が一番大きい山になりますが、それでかまいません。 世の中のたいていのものは、実際どちらでもないので。

あえて作らなかったもの

  • 診断結果・タイプ名・スコア・グラフ — 作った瞬間に分類が始まるので
  • 進捗バー・「あと○問」 — 終わりがあるように見せたくないので
  • シェア機能・結果画像 — 人に見せる形にするには要約が要り、要約は分類だから
  • 「迷ったもの」の一覧 — パスは未回答と同じ扱いです。宿題にはしません
  • アカウント — 記録は端末の中だけです。どこにも送っていません

使い方

気が向いたときに何枚かめくって、ときどき目録を眺めてください。 違うと思ったら、その場で押して変えてしまってかまいません。

目録の一番下に、眺めるときの問いをひとつ置いてあります。 どこを見るかだけを書いたもので、答えは入っていません。 意味を見つけるのはアプリではなく、あなたのほうです。